ムーポンのバレエ日記

時々しゃもじ

トウシューズ遍歴(ポワント)【その④ マヤⅠ比較】

こんばんわ、むーぽんです。

とうとう届きました!!

グリシコ「マヤⅠ」

人気のトウシューズですね。

 

グリシコ「マヤⅠ」の特徴

「GRAND PAS DE DEUX」のHPから引用しています。

マヤ1はフェッテと同じ形のまま、軽量かつシャンクを3/4カットにし足裏の沿いをよくしたモデルです。 フェッテの形をベースに作られ、軽量化とシャンクを3/4カットにし足裏の沿いをよくしたモデルです。 甲の部分はVカットで足のシルエットを美しくみせます。

 

「Ballet Shop Abby」のHPでさらに写真付きで詳しく特徴を説明しています。

参考にしてみてください。

Ballet Shop Abbyhttps://balletabby.com/SHOP/grishko69.html

 

ボックスの長さ

ぶた鼻から引き紐までの長さが微妙に違います。

左がマヤⅠで右がミラク

 

ボックスの長さが足りないので、引き紐のところを白い糸でかがってます。

右の「ラク」と比較すると、「マヤⅠ」のボックスの長さが短いのが分かります。

マヤⅠは初心者でもしっかり立てるように設計されたトウシューズです。

甲が出ていなくても、サクッと立つことが可能です。

 

しかし、、、

甲がある人にとってはどうでしょうか??

私は立った時に「甲が出過ぎて怖かったです。

緊急対処として、引き紐部分を糸でかかりましたが、ダメでした。無念。

 

ぶた鼻の大きさ

ラク」と比較すると、「マヤⅠ」の方が小さいです。

右が「マヤⅠ」で左が「ミラクル」

カギ足をする自分には、ぶた鼻は大きい方が好都合です。

バランスも取りやすいでしょう。

 

しかし、、、

回転をする場合は、ぶた鼻が小さい方が回り易いです。一長一短ですね。

ボックスの厚さはあまり変わりが無いようで、そこの違和感は感じなかったです。

 

ソールの固さ

「マヤⅠ」はミディアム、「ミラクル」はライトミディアムを購入しました。

履いた実感としては、どちらもそんなに変わりません。

 

若干「マヤⅠ」の方が固く感じますが、立ち易さの方が勝ちました。

甲が前面に押し出されて、自然と「ぐんっ!!」と立つことができます。

ただ、ドゥミを通った感覚は、「マヤⅠ」の方が固く感じるかも(降りにくい)しれません。

 

ラク」は慣らさなくても、柔らかいので比較的すぐに立てて、ドゥミも通りやすいので降りやすいという特徴があります。

 

しかし、、、

ラク」は甲が綺麗に出ないので、重心がしっかり前に乗らないと「ガッツリ」立ちきれない可能性があります。後ろに落ちてくるかも!!

その立ちきる感覚は、「マヤⅠ」に軍配が上がりますね!!

 

「マヤⅠ」と「ミラクル」を比較して

正直なところ、甲がガッツリ出ている身としては、「マヤⅠ」は出過ぎて怖かった。

しかし、「立ちきる」感覚は凄くて、床を目一杯押して立つことができます。

見た目には断然に「マヤⅠ」の方が綺麗に見えて、立ち姿が美しいです。

 

私は甲が生まれつき凹っと出ているので、合わなかっただけですね。

足の甲に限らす、足の指が長い人もボックスの長さが足りない可能性がありますよね。

その場合もやっぱり甲の部分が出過ぎてしまうので注意が必要です。

※引き紐をかがることである程度抑制できますが、それでも不十分な場合はトウシューズの種類を変えてみても良いかもしれません。

 

グリシコのトウシューズは種類が多く、特徴も様々なのでどれを履くのか迷うところですが、「マヤⅠ」と「ミラクル」は全く別物でした!!

 

結論として、「マヤⅠ」から他の種類に変更したい!!なるべく近いものを探している場合は、「ミラクル」という選択肢はないかもしれません。

 

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ポワント遍歴 (その②)

こんばんわ、むーぽんです。

 

いきなり夜が寒くなりましたね。レッスンで相変わらず汗はかくけど、帰りは寒いので身体が冷えるようになりました。

さて、「ポワント遍歴」を更新しようと思いました。

 

なぜなら、今は一時期履いていたポワントに戻したから、そして新しいトウシューズを買ってみたからです!!

 

この前の舞台までは、ロシア製トウシューズの「マーシャ」を履いていました。

しかし、ロシア本社との話し合いの結果、入荷しないことになったそうで、もう手に入らないため別のトウシューズを探さないといけなくなりました。

i※一部のサイズはまだ在庫があります。

欲しい方は「赤い靴」のHPでトウシューズマーシャ」の在庫表を確認してみてください。

https://akai-kutsu.com/

 

トウシューズ:マーシャ

HPでの説明を添付します。

ロシア製 Masha マーシャトウシューズ
フルソールがなじみやすく軽い履き心地。バランスが良くたちやすいシューズです。履き口の引き紐がゴムのため、足回りのぶかつきを解消します。ヴァンプはやや長めで、つま先を美しく見せてくれます。

もはや幻の品になってしまうかも!? トウシューズの「マーシャ」

手前が「マーシャ」で後ろがグリシコの「ミラクル」。

「マーシャ」の印象は、ソールが柔らかいため特にトウシューズを履く前に柔らかくする作業が必要無かったので、買ってすぐに履くことができました。

 

RClassのトウシューズに近いとも言われているので、RClassのエレガンスとドルチェに移行する人が多いようです。

 

説明にあるように、履き心地が軽いのでジャンプ系のバリエーションに適していました。ソールも足裏に馴染みやすく、センターのアダージオもブレずに難なくこなせます!!

 

でも、幻のトウシューズになってしまったので、もう履くことは無いかもしれませんね。

 

トウシューズ:グリシコ「ミラクル」

「Ballet shop abby」のHPで詳しく説明が出ていました。

https://balletabby.com/SHOP/grishko30.html

 

また、バレエショップ「ジュモエル」のホームページから説明文を抜粋してきました。

グリシコから夢のトウシューズ発売されました。
その名はミラク
消音効果がとても良く、重さは2007よりも25~35gも軽くなりました。
ヒールは2007より5mm低めでございます。
バンプはUカット、引きひも付き
中敷が起毛素材使用でとてもソフトです。
トウパット無しでご使用の方も多くいらっしゃいます。
抗菌材使用で衛生的でございます。

左側のトウシューズがグリシコ「ミラクル」です。

ちょっと使い古しで汚い写真ですいません。

「ミラクル」の特徴は、トウシューズの中がフワフワの絨毯のような生地でできていること。

 

そして、消音効果のおかげでジャンプの着地音がしません。グリシコは固いので、着地でカンカン音が響きがち。ミラクルはそういった音が一切しません。

 

そしてボックスがしっかりしているので、一回立つと安定感は抜群です!!

ソールはライトミディアムの場合は、そこまで固くないので慣らしは必要ない位柔らかいです。

 

トウシューズ:グリシコ「マヤⅠ」

ドゥッシュドゥッスゥのHPで以下の説明がありました。

 

フェッテの形をベースに作られたポワントシューズで
軽量さと柔軟さがプラスされ、足への負担も少なくなっています。
フェッテ同様に甲が出しやすく、耐久性にも優れています。
シャンクが3/4カットされているため、柔らかめになっています。

若干先細のボックス、平均的な長さのヴァンプ
3/4シャンク、側面の高さは平均よりも高めなどの特徴があります。

広めなトウボックス部分の硬さが長持ちし、ソール部分は履きこむとしなやかになっていきます。
ドゥミポワント、ポアントへ入りやすいように底部が工夫してあります。
つま先からかかとにかけて薄くなるようにシャンクが加工されています。

 

グリシコ「マヤⅠ」は、実はまだ届いていません。

 

恐らくあと数日で家に届く予定です。写真が無くてすいません・・・

「ミラクル」と比べてどんな感じか、後日書きたいと思います。

説明は良さげな感じですよね。

周りでも「マヤⅠ」を履いている生徒さんは多いですね。

 

ただ、気を付けて欲しいのは、マヤⅠは人気のトウシューズなので手に入りにくい状況だということ!!

下記サイト(バレエ専門店ミニヨン)の在庫表をみても、3ヵ月から4ヵ月程度に1回の入荷となっています。昨今のロシア情勢が影響し、今はロシア産トウシューズの「グリシコ」は種類とサイズによっては手に入りにくい状況になっています。

 

トウシューズの値段がどんどん上がる!?

これは、バレリーナにとっては死活問題化かも??

 

トウシューズが今年は値段が2回ほど上がっています。価格改定の波が来ています。

私は、中学生の時に国産のトウシューズから海外製品の「フリード」に変えました。

その時のトウシューズの値段がチャコット8,000円弱だったのを覚えています。

正直、高かったので母と一緒に安く買える店に行ったのを覚えています。

そこから、10年以上経って、フリードのトウシューズも価格改定を繰返し、今は税抜き10,900円にまで上がっています。

 

海外製品はの代表、ブロック、カペジオ、グリシコは今年の春に1,000円程度値上げしていますよね。リボンとゴムを付けると8,000円を超える位までになっています。

チャコットのHPに価格改定表が載っていたので参考に貼り付けますね。

https://www.chacott-jp.com/about/info/detail024706.html

 

だんだん全てのトウシューズの値段が上がったことで、「フリード」の値段が普通になってきているような気もします。

 

恐らく、海外製品のトウシューズは今後もお値段は上がっていくと思われます。

今より安くはならないでしょう!!

 

値段が比較的に安い、「ブロック」のトウシューズは人気があるため、在庫が不安定なこともしばしば。入荷時期の前は品薄になることが多いです。

 

「ブロック」と「グリシコ」は比較的に値段が安くてお財布に優しかったけれど、値段が上がって昔の「フリード」の値段まで追いつきそうな勢いです。

 

そう考えると、クラシックバレエは、ますます子供の習い事としては、お高いものになってしまうかもしれません。

 

「マヤⅠ」の履き心地は、近日中にアップしますので、もうしばらくお待ちくださいね。

 

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まだスランプ中

こんばんわ、むーぽんです。

前回、スランプ中であることを書きましたが、先生のアドバイスをもらいつつ奮闘中で、まだ絶賛スランプ中です。とほほ

 

バレエを習うにあたって、先生ってどういう基準で選びますか??

例えば、、、

 

スタイルの良い先生に習いたい

先生みたいなスタイルに憧れて、先生のレッスンに参加する。

「先生のレッスンに出れば、きっと先生のようなスタイルを真似できそう!!」

とか、そんな理由で選ぶのも悪くないですよね。至極真っ当な理由です!!

 

教えた生徒の数から(経験値)で判断する

これは、重鎮の先生に教えを乞うイメージですね。

 

年配の先生ほど沢山の生徒さんを教えていますので、ありとあらゆるタイプの生徒さんを成功に導いている可能性が高いです。

長く教えを行っているということは、生徒及び親御さんから絶大なる信頼を獲得している場合が多いので、安心してついて行くことができそうです。

 

基礎に忠実な先生でじっくり習いたい

これも大人リーナには人気な先生のタイプ

難しいことへの挑戦よりも、基礎的なことをじっくりこなしていきます。

説明も分かり易く、一人一人の苦手な部分を見抜き、その人に合ったアドバイスをもらえます。

私は、週1回は自分の崩れた部分を治すべく、こういった基礎重視のレッスンにも行っています。

 

難しいことにも挑戦させてくれる先生

中級にも該当するアンシェヌマンを組んでくれる先生。

生徒のレベルに応じて少し背伸びした内容を組んでくれる先生もいます。

出来ないかもしれないけれど、折角だから挑戦したい技もありますよね?よく動画でプロがレッスンしている内容を少しかじれるかもしれません。

綺麗かどうかよりも、まずやってみるという感じでレッスンに臨みます。

一つでもできたらきっと自信になって、モチベーションがアップするかも??

 

ロダンサーに習えば良いってことでもないかも?

これはあくまでも持論ですが、プロになれたダンサーと自分は体形も技術も劣るので、同じことをしても上手く踊れません。

 

できない部分を、どうしたらできるようになるのか、大人特有の癖などを熟知した先生は、プロのようにはできないけれど見た目は綺麗に見えるように独特の視点で教えてくれます。

 

もしかすると・・・小さいころからバレエをしてきた先生には、大人から始めた生徒さんの出来なさ加減を理解できないかもしれません。

 

大人と子供の両方を沢山教えてきた先生は、出来ない生徒の心理をよく理解しているので、重点を置く部分を絞ってレッスンを進めていきます。

※できない部分は目をつむる、出来ることを伸ばしていくスタイルも大人リーナには大事!!

 

ここで、、、

 

最初の話に戻ります。

 

そう、スランプの話。

 

できない部分に直面して、どうしたらできるようになるのか悩んだ時は。

同じ部分で何度も失敗したけれど、試行錯誤し努力し克服した経験がある先生に聞くと「ちょっと違ったアドバイス」をもらえるかもしれません。

 

できない根本の原因が同じの場合、それを治す術を知っているかもしれません。

 

わたしは突破口を探している最中ですが、同じバリエーションを何度もコンクールで踊った先生に苦手な部分のアドバイスをもらっているのです!!

先生のアドバイスはバリエーションを続けるモチベーションの維持に繋がっているのも確かです。

 

 

沢山のレッスンを出ていると、色々な先生に出会います。

タイプも様々ですが、自分がバレエを好きでい続けられるように、楽しく厳しく時には的確な注意(アドバイス)をしてくださる先生に出会えることが大事ですよね。

 

そういう意味で、自分は幸運でした。

真剣に自分の悩みを聞いてくれる先生がいて、なんとかできるように知恵を絞ってくれることに感謝しています。

 

最初は、どんな先生に習うのか、決め手は何でも良いと思います。

先生のタイプを参考に少しあげてみましたが、ずっと同じ先生に習い続けるよりは、違った視点で注意してくれる先生にも定期的に習うことをおススメします。

 

きっと、新たな気付きに出会えると思いますよ!!

 

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どうしてもできない!スランプか?

こんばんわ、ムーポンです。

もう、早々にスランプに陥っています。

上手く踊れない、そんな日々を送ってます。

 

部分練習でできていても一曲通すと出来なかったり、特に右足が弱いので後半の回転技がとても怖く感じるのです。

果たして、あと5ヶ月でできるようになるのか。だんだん、リハーサルが苦痛になってきています。

くよくよ・・・

 

そりゃあ、毎回失敗していたら、落ち込みますよね。ダークな気持ちでバレエをやると、普段のレッスンも楽しくなくなってしまいます。

 

できない振りを時間をかけて習得するっていうのが、今回の目標なわけで、覚悟はしていたけれど毎回出来ないと辞めたくなっちゃいます。

くよくよ・・・

 

もう、超ネガティブになってます。

どうしよう。

 

自分の性格のせいかもしれないけれど、苦手な部分にさしかかると緊張して焦ってしまいます。

 

ついつい音取りが早くなって、余計踊りずらくなって、自分の首をどんどん絞めていってしまう。

 

自分が苦手な部分は三か所あって、少しずつ前に進んできました。

苦手な「カギ足」も今は怖がらずにできるようになりました。

後半の「シャッセアラベスクも何とか少しずつ耐えられるようになってきたと思います。

一番苦手なのが、踊りの中盤にある「アンデダンピルエット」です。

 

そもそも自分はアンデダンピルエット自体があまり好きではありません。

むしろ嫌いです。

 

そんなに嫌いなものが2回も入っているなんて絶望的です。

 

自分でも「なんでこんなバリエーションを選んだのか!!」と今更ながら思っています。

 

しかし!!

今日、先生に言われました!!

「スランプなんて早すぎる。まだ峠の入り口。」

「やれることを全てやってもいないのに、スランプに陥るってことは無い!!」

まさに、目からうろこ状態。

 

そうか、自分はまだ山に登ってもいなかったらしい。

 

アンデダンピルエット、また違ったアドバイス(アプローチ)をもらったので、練習に取り入れて来週もチャレンジしようと思いました!!

 

ちょっとやる気が回復しました!!

 

また、来週にどうなったかお知らせしたいと思います。

 

「ムーポンのバレエ日記」なてなブログに載せていない記事もちょくちょく書いているので、ぜひチェックしてみてくださいね!!

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バレエで痩せることはできるのか

こんばんわ、むーぽんです。

今日はダイエットに関わるお話です。

よく痩せたいのでバレエをすることにしたという話を聞きますが、本当のところバレエのレッスンだけで痩せるのか??

 

完全に自分の経験上の回答ですが、バレエだけでは痩せないでしょう・・・

自分もダイエットもかねてバレエをしていましたが、体重は増加はしないけれど減りはしませんでした。

 

なぜなら、動いた分カロリーをしっかり摂取しているから。  っどきーん!!

 

特にレッスンの終わる遅夜くに夕飯をしっかり食べていると、体重は減りません(痩せません)。

※とある体幹トレーナーが夜は寝るだけだからカロリーを採る必要がない!!っとおっしゃっていた。 

 

バレリーナはなぜ痩せているのか?

じゃあ、なぜバレリーナが痩せているのかという疑問が湧きます。

それは、小さい頃からバレエをするために痩せた身体をキープしているから。

「バレエをするのに適切な身体を作ってきたから」とも言えます。

 

バレエをするうえで、体重が重いということは足や腰に大きな負担がかかり怪我につながります。身体のことを考えると体重は軽いにこしたことはないのです。

 

最終的には男性と組んで踊るので、体重があると男性が持ち上げられないという問題もあります。

ちょっと小耳に挟んだことがある話ですが、とあるバレエ団で女性ダンサーが体重管理ができなかったため退団したということを聞いたことがあります。

 

同じような話をロシアのバレエダンサーでも聞いたことがあります。

ボリショイのバレエダンサー(ボロチコワさん)168㎝で50㎏だったらしいが、太っているという理由で解雇されています。有名な話です。

 

過度なダイエットは禁止する動き

若いうちから無理なダイエットを繰返し心身ともにボロボロになるダンサーも沢山います。

そういった若いダンサーの身体を守るために、ローザンヌバレエコンクールでは、開催期間中も厳しく出された食事や水分を残していないかチェックするそうです。

また、BMIも厳しくチェックされ、痩せすぎのダンサーは逆に落とされます。

15歳:BMI16.0未満(身長160㎝の場合41㎏未満)

16歳:BMI16.4未満(身長160㎝の場合42㎏未満)

17歳:BMI16.8未満(身長160㎝の場合43㎏未満)

18歳:BMI17.0未満(身長160㎝の場合43.5㎏未満)

 

痩せていれば正解というものでも無いんですね。

健康的で丈夫な身体を持ったダンサーが求められていることが分かります!!

 

思春期の体重管理はきつい

これは、けっけちゃんも言っていますが、食べたら食べた分だけ太ってしまう思春期。

そして、食欲が止まらない思春期。この年齢のバレリーナ(卵)は、かなりキツイ時期になるかもしれません。

けっけちゃんの食事制限は壮絶です。

 

大人になるまで、芸人になるまで太る食べ物(?)はほとんど食べていなかったという話。

これはちょっとさすがに引きますが、私も中学生の時に急激に体重が増えて母が体重管理をした時期がありました。

間食はもちろん禁止、お昼は母が作ったお弁当、レッスン後の夕飯はお豆腐や煮物、サラダを食べてましたね。

それで、お豆腐を食べ過ぎてしばらくお豆腐が食べれなくなってしまったほどです。

 

体重管理ができる人しかプロになれない

もともと痩せている人、食べても体重が増えない人は、(そういう人は体重管理という概念も無いかもしれないですが)潜在的にバレエの素質がある人たちですよね。

 

そうじゃないバレリーナ達は、自分たちで体重管理をしていかないといけないわけです。

それが出来ない人はプロにはなれないということ。(プロを諦める・・・)

そうなると、プロのバレエダンサーが全員は適度に細いということに納得できます!!

 

話を最初に戻すと、バレリーナは努力をして今の体系を手に入れている、もしくは食べても太らない潜在的な素質を持っているということ。

つまり、バレエをするためにバレエに適した体格を頑張って作ってきたということ。

 

バレエをしてバレリーナのように痩せたいというのは、かなり難しいことで、過去にワープして彼女たちと同じようにレッスンに励み、思春期の厳しい体重管理を乗り越えることができれば、同じような体型を手に入れることができるかもしれません。 

はっきり言って・・・無理ですね。

 

バレエを使ってダイエットをするには食事制限と組み合わせる

運動と食事制限でダイエットをするのと同じように、毎日の運動のうち週何回かをバレエに置き換えることで痩せることはできます。

自分もそれで本番前は身体を絞っています。

食事制限はきついですが、入れないとたぶん、いや、絶対に結果は出ません。

 

摂取カロリーを減らさないと、体重には反映しないので確実に体重を落としたい人は、食事内容を変えた方が良いです。

自分は、朝とお昼ご飯はちゃんと食べて、夜のレッスン後は水分とプロテインのみにしていました。レッスンは週4回以上は必須。本番前はそれにリハーサルもしていました。

 

実際に、バレエダンサーが一日のレッスンとリハーサルでどの程度体重が減るのか検証している動画があります。

 

更に次の動画では、バレエでどれ位のカロリーを消費するのかも数値で表しています。

※レッスンと舞台で検証しています。

 

大人リーナは舞台に出るわけではなく、レッスンのみなので1回のレッスンで300キロカロリー程度のようです。

うーん、時間の割に微妙な消費カロリーかもしれません。ジョギングが30分で200キロカロリー位なので、ジョギングの方が効率的にカロリーを消費できそうです。

 


www.youtube.com

 

バレエをするためにダイエットする!!

バレエダンサーが紹介する一日の食事内容とかよく見ますが、それを参考にするのはバレエダンサーであって、一般人のたまにレッスンするような人間がするもんじゃないようにも思います。

 

その食生活を真似すれば、同じような体型になれる??のかと思ってしまいますが。

そもそも、出勤して座って仕事して、仕事が終わったら帰って寝るような人間と、一日中踊っている人間じゃあ、全く同じにとはいかないような・・・

 

でも1日の消費カロリーとしては、計算上恐らく踊っている人も、出勤してる仕事人間もあまり変わらなそうですよね。

いろいろなダンサーの食事動画を観ていると、筋肉を酷使する仕事なので、食事制限というよりは、疲労回復と筋肉の修復を考えた栄養素をしっかりと採っているダンサーが多いように思います。

※そもそも、ゆっくりご飯を食べている暇が無さそうなダンサーばっかりですが。

 

ちあこちゃんのダイエット飯。これもバレリーナのダイエット飯です!!


www.youtube.com

 

次はバレエダンサーのセイカさんの食事内容がのぞけます。こちらもレッスンにリハーサルにきつそうな一日です!!こんな食事で足りるのか・・・と思ってしまうし、慌ただしすぎてご飯の味も分からなそう・・・。

 

バレエダンサーの凄さが分かる動画です。


www.youtube.com

 

自分はダンサーじゃない、趣味でバレエをしている大人リーナの部類なので、これらを真似しようとは思っていないです。

ただ、ダンサーさんはみんな普段何を食べているのか気になるので、観ているような感じですね。

 

ダイエットにバレエを取り入れるなら、ジョギングや水泳と同じように有酸素運動の一つとして取り入れて、耐えられる(続けられる)食事制限を加えると効果的だと思います。(自分はそうでした)

 

「バレエをしたら痩せますか?」の問いにちゃんと答えられているか少々不安ですが、

私的には「バレエをするために痩せる」というイメージで取り組んだ方が良いのかなと思います。

 

「バレエをやっても痩せないじゃん!!」ではなく、バレエをもっとうまく踊れるように身体を絞ろう!!という感じでダイエットをすると、相乗効果で両方とも結果が付いてくると思います!!

 

バレエ界の闇が怖すぎた!!

こんばんわ、むーぽんです。

ちょっと物騒な話を聞いて(観た?)、怖いなぁと思った。

 

日本のバレエ界は女性の地位が男性よりも低いという話は聞いたことはあるけれど、ここまで具体的に聞いたのは初めてでしたね。

みんながみんなそういった姿勢でバレエに取り組んでいるわけではないと思うけれど、聞いてしまうと落ち込んでしまうものです。(本当なら)

 

動画の後半でバレエの先生がバレエ界の闇について述べています。

 


www.youtube.com

 

国内の男性バレエダンサーを軽くディスっているじゃないの!!

こんな内容を載せて大丈夫なのか???なんて思ってしまった。

 

よく聞く話では、お教室の発表会等でパドドゥをする際に出演する男性ダンサーにお金を支払うことや、出演にかかる謝礼が結構高いということ。(動画では言い値という表現があったけど)

 

これって、男性ダンサーが圧倒的に少ない日本のバレエ界に問題があって、上手い男性ダンサーは貴重な存在であるため、立場が必然的に高くなってしまうものなのかもしれないです。

 

海外で活躍したダンサーからすると、こういった状況は特異に映るのかもしれないですね。

 

しかし、それをサラッと発信するってのが、斬新でした。(ちあこちゃん凄い!!)

 

わたしは、バレエ界に身を置いていないので、それがどこまで本当なのか真実は分からないけれど、少なからず感じるものはあるんだろうということ。

 

問題なのは、有能な女性ダンサーが正当な報酬や地位を望み、海外のバレエ団に出ていってしまうということですよね。

 

この状況では、その決断は仕方ないけれど。

女性ダンサーが食べて行けるように給料制を導入したバレエ団ができたりと環境改善はしているけれど、まだまだ十分では無いんだろうなという印象です。

 

自分ができることと言えば、バレエのチケットを買って、劇場まで観に行って応援することくらいしかできません。

 

こういう、日本独特の嫌な風潮がいずれは無くなって欲しいなぁと思います。

 

海外のバレエ業界でも日本の状況は特異に映っているということも聞きますし、男女関係なくすべてのダンサーがお金に困らず長くキャリアを続けられるようになれば良いですよね。

 

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苦手なカギ足(かぎあし)の事とトウシューズの形の話

こんばんわ、むーぽんです。

今日は、ちょっとバレエのテクニック的な話をしたいと思います。

それは、鍵足(カギアシ)のこと。

 

実は私は、カギ足が苦手。怖くてびくびくしながらやっています。

しかし、次に踊るバリエーションにカギ足が登場するため、避けて通れないことになってしまいました。

 

そこで、、、

悪い意味でカギアシになっている!!という表現を使う場合もありますが、今回はポワントで使う技の一つとして取り上げています。

※わざと甲を前に出さずに立ちます!!通常の立ち方とは違いますのでご注意を!!

 

カギ足(カギアシ)ってそもそも何?

これは、ポワントで立ちっぱなしでトントンしたり、立ちっぱなしでパを踏む技になります。

分かり易いのは、カギ足のあるバリエーションで観ると、二リチの最初の部分とか、サタネラの中盤に出てくる前アチチュードからの回転トントン(動画5:00辺りから出てきます)、ダイアナの冒頭部分(動画0:20辺り)に出てくる後ろアチチュードのトントントンも有名ですね。

 

タリスマンより二リチのVa

二リチは本当に最初の部分で、立ったまま歩いて出てきます!!これもグキ率高そう。怖い!!

 

サタネラのVa

サタネラに関しては、カギ足のまま横に移動しながらストゥニュをしたりもしています。後半部分に登場します。起用に立ったまま横に移動するので注目してみてください!!

 

ダイアナとアクティオンよりダイアナVa

これもやっぱり冒頭部分でトントンがやってくる。しかも後ろアチチュード。これも難易度高し。

 

カギ足がめっちゃ怖い(苦手な)理由

こうみると、数ある有名なVaには必ずカギ足トントンは入ってきます。

ドルネシアのVaや、ジゼル1幕のVaなんかは、ずっとバロネで一直線にトントンしてます!!

立ったまま進む、飛ぶ系のものは全部カギ足でやってます。

 

あー、怖い。観ている人は軽やかな足さばきでウットリしますが、やっている側は確実につま先と足首が死にます!!

 

そもそも、なぜカギ足が怖いのか?

それは、甲があって、足首が柔らかい人特有の感じ方のような気もします。

 

カギ足は、トウシューズの先を垂直に床に落とす動きなので、わざと甲を出さずに足首を固定して行います。甲がある人はこの感覚を掴むのが難しいと思います。

前のめりになってグキッと足首を捻挫しないか不安になります。

まじ恐い。

 

動画でコツを説明しているので、挑戦する場合は参考にしてみると良いかもしれませんが。

ドルネシアVaのバロネとんとんですね。

 

しっかり足首をホールドすることと、体幹つまり上半身のぶれを極力無くすことがコツのようです。あと深いプリエですね。

書くのは簡単だけど、やるのは結構ハードルが高いのですよ!!

 

自分のカギ足ポイントを探る

これは、技術面では動画の通りなんですが、自分に当てはめてやった場合に、ポワントのどこに体重をかけると安定するのか試行錯誤した方が上達が早いです!!

 

足首のホールド感が強く保てて、綺麗に見える体勢をバーでつかまりながら見付けることが大事なように思います。

実際に、人によって足首の柔らかさや甲の出方は異なるので、ポワントの先に体重をかける時に安定するポイントは若干変わるのかなぁと思うわけです。

 

足首が強靭で、甲があまり前に出ていない人にとってはカギ足は簡単で、特に練習せずとも軽々トントンすることができる人もいます!!

見てて羨ましい限り!!

 

それでも怖いなら、ポワントを変えてみるのも手かも!

どうしても怖い場合、ポワントをボックスが固いものに変えてみるのもありです。

実際に私は変えました。カギ足の入ったVa用にポワントを変えたのです。

ポワントの先が垂直に床に刺さるもの、水平でブタ鼻が広いものを選んで履いてみると意外にやり易かったりもします。

 

左が今のポワントで右が前に使っていたのポワントです。

左:グリシコ ミラクル LM  右:マーシャ

ボックスが左(新しい方)の方が大きくて、深いのが分かりますか?

 

ポワントのボックスを横から比較してみると。

上のポワント(古い方)は先に向かってカーブしていますが、下のポワントはほぼ直線ですね。

 

 

続いて、ブタ鼻の断面を比べると、若干左(新しい方)の方が大きいです。

ここまでポワントでも形状が異なります。

カギ足に関していえば、わたしは今のポワント(左側)の方が乗り易いです。

 

しかし、ジャンプ系の多いVaには不向きで、細かい動きが多い場合には古いポワントの方が自分は動きやすいです。

回転する時の使用感は両方ともそんなに違いはありません。

 

ボックスが大きいので、アレグロとかはちょっと重い感じがします。

もちろんソールの固さも少し異なりますが、そこは許容範囲内のものを選んでいます。

 

最後はポワントの形状の話になってしまったんですが、踊り易いかそうでないかでポワントは変えても問題ないと思います。

足に負担が少ないものを選ぶことは、決して悪いことではないです。

むしろ無理して履いた結果、足の形状が変わったり外反母趾になったりしたら大変です。

 

ずっと同じポワントを履かないといけないわけでも無いので、踊る演目の特徴から最適なポワントを履き比べて決めてみても良いと思います。

 

是非参考にしてみてくださいね!!

 

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