ムーポンのバレエ日記

時々しゃもじ

やっぱりきつかったリハーサル

こんばんわ、ムーポンです。

昨日は2回目のリハーサルでしたぁ。
足の親指のつけ根を負傷。帰ってきてから気付くという。

 

一回のリハーサルで消耗が激しい。
リハーサルは通常の90分レッスン及び30分のポワントレッスン後に実施。(リハーサルは30分程度)

 

私は夜にリハーサルをしているので、21時に急激な運動をしている感じ。うへぇ

でも大変なのは先生も同じなので、自分だけ疲れた的な事は言えない。そして、ギュリナーラも相当難しかったけれど、今回のバリエーションも結構難しかった。

 

この動画はギュリナーラ。

 


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やっぱり、動画で観ていると簡単そうに見えるのに、やってみると全然違うということ。

そしてトウシューズでジャンプがキツイ。親指の負傷はこれが原因な気がする。途中のグランジャンプの音がゆっくりでかなりプリエをしっかりしないと音にハマらないことが分かった。難しいぞ。

 

これが結構今回の課題かもしれない。大きいアッサンブレからサンク、シソンヌと続くアンシェヌマン。まだまだできなくてここで結構もたつく。早く克服したい!!

 

キャラクターものって特徴的な振りが多いし、普段のレッスンではしない動きが入るので、それが音とともに体に馴染むのに時間がかかる。

 

よくコンクールで子供が踊る、キューピットやフロリナ、ペザント、キトリの友人、白鳥のパドトロワとかは王道で、変な振りも無いので比較的バリエーション初心者には踊り易いし、踊りの解釈も明確で納得して踊れると思う。

 

実は姫も難しい、女王的な物も(これは振付自体がヤバい)、妖精も難しいですね。

 

その役の雰囲気やイメージを踊りに出すのは、大人には恥ずかしさと相まって難しい。本当に。

※妖精とか幽霊(ジゼルね)、白鳥とか、人間じゃないものを表現するのはかなり高度なので最初は避けるべし!!

 

バレエを始めて年月が浅い大人リーナの場合で、初めてバリエーションを踊る機会があったなら、好きなものを踊りたい気持ちも凄く分かるんですが、技術的なものを考慮して簡単にアレンジ出来て、演技時間が短いもの(2分以内)に限定すると結構良いと思います!

 

知っている曲で決めると、オーロラ姫やリラの精、森の女王、キトリ等にロックオンしてしまうので、注意が必要ですね。綺麗に踊ることが結構難しいので避けるのがベストだと思うのですが、どうしてもという場合は、先生と相談して決めると安心ですね。

 

おススメは、フロリナ(ブルーバード)。一番最初に踊るには時間の長さも、難易度も色々アレンジ可能なので良いですね。

 


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とりあえず、あと2カ月頑張るしかない!

 

新しいブログのサイトも合わせて見てくださいね!!

mupon-ballet.com

新しいホームページを作成しました!

こんばんは。ムーポンです。

実はずっと前から、自分専用のサイトを作ってみたいと思っていました。
そこで、新しくページを作成しましたので(今さら)、見てもらえると嬉しいです!!

今後は以下のサイトで記事を投稿する予定です。
※まだまだ、作成中で中途半端ですが!徐々にキレイにしていく予定ですのでお付き合いください。

mupon-ballet.com


よろしくお願いします!!

一体どんなレッスンしてるの?

こんばんわ、ムーポンです。


娘のバレエのレッスン、どんな内容なのか気になって聞いてみたけど、イマイチよく分からない。


自分が小学校4年でどこまで踊っていたのか、記憶にあまりない。記憶にあるのは中学生くらいからかなぁ。


ただ1つのパを(例えば)シソンヌとか、ひたすらレッスン場の端から端まで斜めにやったり、そのへんの記憶がある。
複雑な動きは中学生まで無かったような気がします。


バーレッスンは小学生低学年でもプリエからグランバットマンまで全部一通りやっていた記憶がありますが。


娘はまだ、センターのアダージオとかタンジュはやっていないようで。これはどのへんでデビューするのかな?


確かにセンターは体幹ができていないと、グラグラしていておっとっと~になるので、まだなのかな。


自分のレベルまで早く来てくれれば、オープンクラスに二人で出れるのになぁって思っています。(本人は嫌がるかな)


最近のバレエっ子をインスタとかで観察すると、低年齢化が激しい気がします。自分が低学年の時はピルエットも一回転だったし、アンシェヌマングリッサードやパディシャのみを徹底的にやっていたように思うのですが。


今のコンクール常連の子達は低学年でも3回転とかしてますよね。凄い進化。


でも、バレエを始めるのが適した年齢って、9歳という話なので(心と身体が一致する年齢らしい)、バレエ学校もこの年齢で入学するということは、今の日本のバレエは逆を行ってるようにも感じます。


表現力という名のもとにオーバーなリアクションをした子供も沢山見るので、ちょっと怖いと思うのは自分だけ?変に首が曲がっていたり、ポジションより回転数に重きを置いたりね。わざとらしい笑顔も不自然で凄く怖い。
(普段からそうなのか、いつも同じ笑顔がある)


クロバットな子供が沢山いて、キレイだったり気品がある踊りとはちょっと遠いようにも思うわけです。
ワガノワのLessonなんか、最初はプリエだけしかしないっていうしね。(実は超重要!)


でも、そういったオーバーアクションなダンサー達がローザンヌでガンガン落とされていくのをみると、最後に残るのは基本に忠実でなおかつ先生の意見を聞き入れて素早く直せる子だったりするわけですよね。
※オーバーで臭い演技をするダンサーは決勝にあまり残ってないように思うのは自分だけ?


結局、バレエ団や監督の色に染たいと思ったら、雑味がまだ無い可能性の秘めたダンサーを取りたいと思うのかな?


花のある子は、オーバーリアクションなんかなくても十分輝くので、それが例え沢山回れず2回転でもね。
私はそっちを応援したいですね。


娘は9歳になったので、先生の言うことを理解し、動きの可動域も広がる頃、恐らく成長するかしないかはこの数年で分かるのかなぁと、母的には思うわけです。


バレエが苦手でも続けることにも意味があるので、そこは本人が辞めると言うまでは付き合おうと思います。
人間挫折も必要だし、他人と比べて落ち込みことも大事よね。



そしてまた再びの舞台へ!

こんばんわ。ムーポンです。


また、7月にバリエーションを踊ることになりました。
ガクブル。


前回の発表会が、12月で、まぁそろそろ傷が癒えたころですけど。


変わらず、バリエーションクラスは週1回受けていたので、踊ることには抵抗は無い。
しかし、準備が足りない。2ヶ月しかない。


練習は合計10回程度!
それでどこまで踊れるようになるのか不明。


そして再びのダイエット!これもまたキツイ。
衣装も探さないといけないし、結構大変そう。


そして、夜のリハーサルによる肉体的な疲労がまたやってくる!!怖い!!


前回と違うのは、夏に踊るというところ。前回は足先の冷えがあったけど、きっと今回は夏だから違った問題が出るんだろうと思う。あー怖い。


何を踊るか。
これは、全10回の練習を考えると、やったことがあるものが最適だと思うのだが。
結局、前回と全く系統の違う踊りをやることになりましたよ。


バリエーションって、身体に振りが入って、なお且つ音楽が身体に入るのに、最低は3回はレッスンが必要かと思います。(個人的な感想ですが)


4回目位でまともに動けるようになって、そこから細かい部分を直すようなイメージ。
だと、10回は若干無謀か!どこまで行けるか、やってみないと分からないです。


そんなわけで、また舞台に向けて準備に入るので、そこらへんの大人リーナの奮闘をブログに書いていこうと思います。


話は変わりますが、娘のバレエの発表会が無事に終わりました。またまた可愛い衣装(買い取り)で、着たのは数回でしたが、まぁ、可愛いのなんのって。親バカ。


可愛いので写真を載せておきます。




イタリアンフェッテとバリエーション

こんばんわ、むーぽんです。


最近は、ちょっと暖かくなって(暑く?)気持ちいい季節になってきました。

雨が降っているだけで、レッスンに行きたくなくなるのは私だけでしょうか。


レッスンに行くとお友達がいるし、お話が出来ると思うとちょっとだけ行く気力が湧きます。バレエ友達って大事。


最近のもっぱらの課題があって、それが表題にもある「イタリアンフェッテ」なわけですが。これが厄介で、難しい。


フェッテと呼ばれるものは、よくドンキでキトリがコーダでぐるぐる廻るグランフェッテが有名です。
あの、32回転するやつです。


それとは違い、イタリアンフェッテは、同じくドンキの森の女王が廻るヤツを指します。
エカルテからアチチュードで廻る回転です。


正直どっちも難しい技ですし、トウシューズで行うには大人バレエにはハードルが高い!凄く高い!
バレエシューズでやるのも難しいですが、それをトウシューズでやるっていうのは、結構危ないように感じますよね。


回転技っていうのは、所謂バリエーションの見せ場に登場するわけで、序盤よりは後半に入ることがほとんどです。
後半になると足が疲れているので、しんどいけれど曲は盛り上がってきて、最後にぐるぐる回転を入れてフィニッシュという残酷な振り付け。


バリエーションはそんなのばっかりです。
バリエーションに挑戦する場合は、この回転技の数々を避けては通れないし、途中まで踊って最後はやらない(途中退場!)ということもできないので、やるしかない状況になってしまう。
(ぶっつけ本番で、やったことのない回転技に挑戦になるかもね?)


大人バレエのレッスンでグランフェッテやイタリアンフェッテ、マネージ等の練習はまず怪我を考慮しやらないことがほとんどです。
そうなると、経験を積まないまま、バリエーションのレッスンで初お目見えということになる確率が高い!


実は私もこの口で、バリエーションのレッスンで回転技を解禁しました。
※こういう人は多いんじゃないかな?


大人バレエでは、トウシューズのレッスンではピルエット自体もせず、ストゥニュで終了するケースも多々あります。
シェネも結構レベル高いのでお目見えしないかも。
そうなると一生ピルエットせずに人生が終わってしまうかもしれません。(それは嫌!!)


そうなったら、もうバリエーションのレッスンで習得もしくは体験するしか方法は無いですよね。こわごわやってみて、できなかったらバレエシューズでやるのもいいし。途中で怖いなら抜けるのもあり(その部分だけ見学もありでしょ、「見学しまーす」と言ってね←先生の了解はとってくださいね)。


ちなみにわたしは、イタリアンフェッテにおいては、普段のレッスンでやったことは一回もありません。
グランフェッテは年に1回あるかないか登場しますが。
よって、経験がゼロに近いわけで、いきなりバリエーションのレッスンでデビューしたわけですね。怖かったわぁ。


でも何事もやってみないと分からないので、まずは挑戦です。
よっぽど危ない場合は先生が止めるでしょうし、むしろ一人で練習してコケる方が危ないです。


ってなわけで、相当みんな苦戦しつつ、なんとかやり切りました。
ポワントで挑戦する人、ポワントでもドゥミでするひと、バレエシューズでやる人、エカルテとストゥニュでする人もいますし、できる範囲でみんな頑張ってましたよ。大人って凄い!


できないと言いつつ、レッスンも4回目くらいになるとなんとなくトウシューズでできるようになっています。
できないところは避けつつ(そこは大人なので見切りをつけて)、楽しく踊りきるっていうのが長く楽しむ秘訣ですよね。

〈まおちかちゃんのイタリアンフェッテ〉

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〈ネレアさんのイタリアンフェッテ〉

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ウクライナについて心を痛める毎日です。

こんにちわ。むーぽんです。


毎日毎日ウクライナのニュースが耳に入り、そのたびに悲しい気持ちになりますね。


正直、バレエをしていなかったら、ウクライナについてここまで深く考えることもなかったかもしれないです。


ボリショイバレエ劇場やマリンスキー劇場のダンサーも退団や帰国という苦渋の選択をしています。
自分が築いてきたキャリアを捨てて、ロシアを出るということはダンサーとして本当に苦しい事だと思います。


ウクライナといえば、キエフバレエ団が有名ですが、私も小さい頃からキエフバレエ団の公演を上野の文化会館に観に行ってました。
年末にガラ公演やくるみ割り人形白鳥の湖、年明けの新春バレエなんかよく観に行ってました。


最近ではムロムツェワなんか、超絶足が細くてきれいで驚いたものです。確か、フィリピエワが最後の白鳥の湖オデットを踊る?とかなんとかで急いでチケットを取って観に行った記憶があります。(記憶が定かでは無いですが、違っていたらすいません)


それで、2013年~2014年公演を最後に観ていませんでしたが、上野駅の地下鉄通路を通るといつも冬のキエフバレエ団のポスターや広告があって、「今年も来ているのね~。」なんて思いながら歩いてましたね。


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ボリショイやマリンスキーと比較してチケットも安いので、子供と観に行ったり複数の演目を観たりしたものです。
そう考えると、結構ウクライナにはご縁があって、他人事には思えないわけです。


現在活躍しているバレエダンサーでもウクライナのバレエ学校出身の方々も多く、マラーホフやサレンコなどはSNSで悲痛な思いを発信しています。


ボリショイのスミルノワやマリンスキーのカイシェタがオランダ国立に移籍というニュースも入ってきて、いよいよロシアで働くこともできなくなったのかなぁと複雑な思いで見ています。


夏休みやお正月に当たり前のように来日していた、ボリショイバレエやマリンスキーバレエ、キエフバレエも今年は観れないのかな。
ゲストとしてロシアのバレエダンサーを予定している日本のバレエ団もあるけれど、どうなるんだろう?
※まだチケットを買う勇気が無い!!公演が別キャストになってもショックだし。


とにかく、バレエを趣味として楽しみ、子供もバレエを習っていると、この危機的な状況をより身近に感じてしまうものです。
早く平和になって日本でも楽しくロシアやウクライナのバレエを観れるようになって欲しいと願うばかりです。

バリエーションクラスって何?

こんばんわ、ムーポンです。


またまた、発表会に通ずる話を1つ。


習い事でバレエを始めると、通常はクラスレッスン(バーレッスン及びセンターレッスン)から入ります。
その教室がオープンクラス主体じゃなければ、年一回のペースで発表会があります。


子供の場合はほぼ強制で、大人は参加自由もしくは存在しない場合があります。
※発表会に出たい場合は、大人の参加が可能かどうか入会前に調べることをお勧めします!


発表会前になると先生が演目を決めて、それぞれが与えられた役(バリエーション)を練習し披露します。
例えば、くるみ割り人形なら、クララ、金平糖、雪の精、葦笛、スペイン、アラブ、花のワルツなどなど。


演目ごとに結構なレパートリーがあり、どれもプロが踊るものなので難しいです。簡単なものは存在しないのも事実。
(みんなが簡単に踊れたら、プロダンサーの価値が無くなってしまう。)


発表会の練習で初めて本格的に数分間の振り付けを覚えて踊るという方も多いのでは?


そこで、数分間の踊りを短時間で覚え、踊りきる能力を身に付けるのがバリエーションのレッスンに当たるわけです。


恐らく、バレエを初めて習った方の多くが直面する、「順番をスムーズに覚えられない!」という問題を解決する糸口になるかもしれません。

クラスレッスンではせいぜい長くて数十秒の振り付けを覚える程度ですが、バリエーションは数分間の振り付けなので、
覚えることができれば大きな自信になる!!「あんなに長い振りを覚えたんだから、クラスレッスンのアダージョなんて短いわ!」なんて。


主なバリエーションクラス(1ヶ月で1曲をマスターする仮定)の流れは、

バーレッスン → 振り写し → 部分練習 → 曲をかけて通しで踊る、という流れです。
長い演目の場合は、90分の間に半分だけ進めて、後半を次回のレッスンで行う場合もあります。

生徒さんの覚える進度は様々なので、なんとなく振りが頭に入ったら次の振りに進むという具合で進行します。

バリエーションはなんとなくですが、出だし、中間、最後(回転)の三つ位のパートにぶった切って進めることが多く、一気に全部振り写しが進行するということは無いような気がします。
※一気に通すと、最初を忘れるということもあるので怖い。


中には難しいステップも出てきますので、そこは時間を割いて覚えるということもあります。
※ここで置いて行かれるということは無いので、完璧ではないけれど音についていける程度までは先生が指導してくれます(たぶん)!!

分からない部分は質問して、何度もその場で練習して振りを身体に叩き込んでください。


例えば、90分間の中で(30分間のバーレッスンも含んでいる場合)は、振り写し30分程度、残りの時間は曲をかけて踊りこむ(少人数で2回程度)とすると、あっという間に時間が終わります。

人数が多いクラスだと、数人(2~3人)で回していったとしても、せいぜい通しで踊れて2回ほどでレッスン時間は終わると思います。


これが、1回で完璧に踊れれば良いですが、なかなかそうはいかないので、何日間か同じバリエーションを練習し最後は全員まともに(?)に踊れるようになるわけです。

週1回のペースでクラスがあると1ヶ月で大体4回程度レッスンがあるので、最後は振りも身体に馴染んで、順番を考えずにスムーズに踊れるようになっているはずです。


それと、数分間踊る体力は踊ることでしか身に付かないので、発表会の練習に入る前に基礎体力作りもかねてバリエーションクラスを受けてみるのもいいと思います!

頭の体操にもなりますし。
一人で踊る度胸も身に付きます(最終的には一人で踊ります)。


バレエは、クラスレッスンに始まり、群舞、ソロパート(バリエーション)と進み、最後は男性と踊るパドドゥに行きつく訳ですが、そこまで行くには途方もない努力と時間が必要です。


でも、クラスレッスンとしてバリエーションを楽しむのは誰かに披露するわけでも無いので、気軽にできるし安心です。


【練習用のボン】
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発表会でソロを踊る時はボンがあるとイイですよね。