ムーポンのバレエ日記

時々しゃもじ

一体どんなレッスンしてるの?

こんばんわ、ムーポンです。


娘のバレエのレッスン、どんな内容なのか気になって聞いてみたけど、イマイチよく分からない。


自分が小学校4年でどこまで踊っていたのか、記憶にあまりない。記憶にあるのは中学生くらいからかなぁ。


ただ1つのパを(例えば)シソンヌとか、ひたすらレッスン場の端から端まで斜めにやったり、そのへんの記憶がある。
複雑な動きは中学生まで無かったような気がします。


バーレッスンは小学生低学年でもプリエからグランバットマンまで全部一通りやっていた記憶がありますが。


娘はまだ、センターのアダージオとかタンジュはやっていないようで。これはどのへんでデビューするのかな?


確かにセンターは体幹ができていないと、グラグラしていておっとっと~になるので、まだなのかな。


自分のレベルまで早く来てくれれば、オープンクラスに二人で出れるのになぁって思っています。(本人は嫌がるかな)


最近のバレエっ子をインスタとかで観察すると、低年齢化が激しい気がします。自分が低学年の時はピルエットも一回転だったし、アンシェヌマングリッサードやパディシャのみを徹底的にやっていたように思うのですが。


今のコンクール常連の子達は低学年でも3回転とかしてますよね。凄い進化。


でも、バレエを始めるのが適した年齢って、9歳という話なので(心と身体が一致する年齢らしい)、バレエ学校もこの年齢で入学するということは、今の日本のバレエは逆を行ってるようにも感じます。


表現力という名のもとにオーバーなリアクションをした子供も沢山見るので、ちょっと怖いと思うのは自分だけ?変に首が曲がっていたり、ポジションより回転数に重きを置いたりね。わざとらしい笑顔も不自然で凄く怖い。
(普段からそうなのか、いつも同じ笑顔がある)


クロバットな子供が沢山いて、キレイだったり気品がある踊りとはちょっと遠いようにも思うわけです。
ワガノワのLessonなんか、最初はプリエだけしかしないっていうしね。(実は超重要!)


でも、そういったオーバーアクションなダンサー達がローザンヌでガンガン落とされていくのをみると、最後に残るのは基本に忠実でなおかつ先生の意見を聞き入れて素早く直せる子だったりするわけですよね。
※オーバーで臭い演技をするダンサーは決勝にあまり残ってないように思うのは自分だけ?


結局、バレエ団や監督の色に染たいと思ったら、雑味がまだ無い可能性の秘めたダンサーを取りたいと思うのかな?


花のある子は、オーバーリアクションなんかなくても十分輝くので、それが例え沢山回れず2回転でもね。
私はそっちを応援したいですね。


娘は9歳になったので、先生の言うことを理解し、動きの可動域も広がる頃、恐らく成長するかしないかはこの数年で分かるのかなぁと、母的には思うわけです。


バレエが苦手でも続けることにも意味があるので、そこは本人が辞めると言うまでは付き合おうと思います。
人間挫折も必要だし、他人と比べて落ち込みことも大事よね。