ムーポンのバレエ日記

時々しゃもじ

イタリアンフェッテとバリエーション

こんばんわ、むーぽんです。


最近は、ちょっと暖かくなって(暑く?)気持ちいい季節になってきました。

雨が降っているだけで、レッスンに行きたくなくなるのは私だけでしょうか。


レッスンに行くとお友達がいるし、お話が出来ると思うとちょっとだけ行く気力が湧きます。バレエ友達って大事。


最近のもっぱらの課題があって、それが表題にもある「イタリアンフェッテ」なわけですが。これが厄介で、難しい。


フェッテと呼ばれるものは、よくドンキでキトリがコーダでぐるぐる廻るグランフェッテが有名です。
あの、32回転するやつです。


それとは違い、イタリアンフェッテは、同じくドンキの森の女王が廻るヤツを指します。
エカルテからアチチュードで廻る回転です。


正直どっちも難しい技ですし、トウシューズで行うには大人バレエにはハードルが高い!凄く高い!
バレエシューズでやるのも難しいですが、それをトウシューズでやるっていうのは、結構危ないように感じますよね。


回転技っていうのは、所謂バリエーションの見せ場に登場するわけで、序盤よりは後半に入ることがほとんどです。
後半になると足が疲れているので、しんどいけれど曲は盛り上がってきて、最後にぐるぐる回転を入れてフィニッシュという残酷な振り付け。


バリエーションはそんなのばっかりです。
バリエーションに挑戦する場合は、この回転技の数々を避けては通れないし、途中まで踊って最後はやらない(途中退場!)ということもできないので、やるしかない状況になってしまう。
(ぶっつけ本番で、やったことのない回転技に挑戦になるかもね?)


大人バレエのレッスンでグランフェッテやイタリアンフェッテ、マネージ等の練習はまず怪我を考慮しやらないことがほとんどです。
そうなると、経験を積まないまま、バリエーションのレッスンで初お目見えということになる確率が高い!


実は私もこの口で、バリエーションのレッスンで回転技を解禁しました。
※こういう人は多いんじゃないかな?


大人バレエでは、トウシューズのレッスンではピルエット自体もせず、ストゥニュで終了するケースも多々あります。
シェネも結構レベル高いのでお目見えしないかも。
そうなると一生ピルエットせずに人生が終わってしまうかもしれません。(それは嫌!!)


そうなったら、もうバリエーションのレッスンで習得もしくは体験するしか方法は無いですよね。こわごわやってみて、できなかったらバレエシューズでやるのもいいし。途中で怖いなら抜けるのもあり(その部分だけ見学もありでしょ、「見学しまーす」と言ってね←先生の了解はとってくださいね)。


ちなみにわたしは、イタリアンフェッテにおいては、普段のレッスンでやったことは一回もありません。
グランフェッテは年に1回あるかないか登場しますが。
よって、経験がゼロに近いわけで、いきなりバリエーションのレッスンでデビューしたわけですね。怖かったわぁ。


でも何事もやってみないと分からないので、まずは挑戦です。
よっぽど危ない場合は先生が止めるでしょうし、むしろ一人で練習してコケる方が危ないです。


ってなわけで、相当みんな苦戦しつつ、なんとかやり切りました。
ポワントで挑戦する人、ポワントでもドゥミでするひと、バレエシューズでやる人、エカルテとストゥニュでする人もいますし、できる範囲でみんな頑張ってましたよ。大人って凄い!


できないと言いつつ、レッスンも4回目くらいになるとなんとなくトウシューズでできるようになっています。
できないところは避けつつ(そこは大人なので見切りをつけて)、楽しく踊りきるっていうのが長く楽しむ秘訣ですよね。

〈まおちかちゃんのイタリアンフェッテ〉

www.youtube.com

〈ネレアさんのイタリアンフェッテ〉

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