ムーポンのバレエ日記

時々しゃもじ

ウクライナについて心を痛める毎日です。

こんにちわ。むーぽんです。


毎日毎日ウクライナのニュースが耳に入り、そのたびに悲しい気持ちになりますね。


正直、バレエをしていなかったら、ウクライナについてここまで深く考えることもなかったかもしれないです。


ボリショイバレエ劇場やマリンスキー劇場のダンサーも退団や帰国という苦渋の選択をしています。
自分が築いてきたキャリアを捨てて、ロシアを出るということはダンサーとして本当に苦しい事だと思います。


ウクライナといえば、キエフバレエ団が有名ですが、私も小さい頃からキエフバレエ団の公演を上野の文化会館に観に行ってました。
年末にガラ公演やくるみ割り人形白鳥の湖、年明けの新春バレエなんかよく観に行ってました。


最近ではムロムツェワなんか、超絶足が細くてきれいで驚いたものです。確か、フィリピエワが最後の白鳥の湖オデットを踊る?とかなんとかで急いでチケットを取って観に行った記憶があります。(記憶が定かでは無いですが、違っていたらすいません)


それで、2013年~2014年公演を最後に観ていませんでしたが、上野駅の地下鉄通路を通るといつも冬のキエフバレエ団のポスターや広告があって、「今年も来ているのね~。」なんて思いながら歩いてましたね。


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ボリショイやマリンスキーと比較してチケットも安いので、子供と観に行ったり複数の演目を観たりしたものです。
そう考えると、結構ウクライナにはご縁があって、他人事には思えないわけです。


現在活躍しているバレエダンサーでもウクライナのバレエ学校出身の方々も多く、マラーホフやサレンコなどはSNSで悲痛な思いを発信しています。


ボリショイのスミルノワやマリンスキーのカイシェタがオランダ国立に移籍というニュースも入ってきて、いよいよロシアで働くこともできなくなったのかなぁと複雑な思いで見ています。


夏休みやお正月に当たり前のように来日していた、ボリショイバレエやマリンスキーバレエ、キエフバレエも今年は観れないのかな。
ゲストとしてロシアのバレエダンサーを予定している日本のバレエ団もあるけれど、どうなるんだろう?
※まだチケットを買う勇気が無い!!公演が別キャストになってもショックだし。


とにかく、バレエを趣味として楽しみ、子供もバレエを習っていると、この危機的な状況をより身近に感じてしまうものです。
早く平和になって日本でも楽しくロシアやウクライナのバレエを観れるようになって欲しいと願うばかりです。