ムーポンのバレエ日記

時々しゃもじ

本番前にぎっくり腰になった話

こんばんわ、むーぽんです。

今日は、悪夢のような話を一つ。

まさか、本番2週間前に、ぎっくり腰になってしまいました!!

しかも、きっかけはバレエではなく、洗濯物を持った時に発症。完全に自分がバカだったと思います。

もう、その時の自分を呪いましたね。

でも、なったもんは仕方ないです。まだ2週間あれば本番までに治して舞台に立つことは出来そうです。

そうなったら、まず何をすれば良いか、自分の体験談も交えて書いてみようと思います。

早急にぎっくり腰を治して、リハーサルに戻ること想定したものなので、そういった差し迫ったことが無い場合はゆっくり休んで治してくださいね!!

 

 

まず、ぎっくり腰になったら!!

どの程度の痛みかにもよりますが、ぎっくり腰になったらまず動くことも出来ないことがほとんどだと思われます。

 

が、筋肉量の多い人は痛くてもある程度痛みを我慢すれば動くことが可能です。(自分は段差に気を付ければ動くことが可能です。)

 

最初に、冷静になって、どうすると腰が痛いのか把握しましょう。

 

前屈はできるのか、腰を反ることができるのか、もも上げができるかできないか、横にポールドブラができるか等、試してみて痛みがでる動きを把握します。

 

これは、痛みの原因を取り除いてもらう際に、具体的な説明をする時に必要なことです。

 

 

痛みを取り除く治療へ

ぎっくり腰の治療に、何をしていますか?

これは、人それぞれの適した治療がありますよね。

例えば、整体、整骨院鍼灸院、カイロプラクティック、整形外科等、行ける場所は結構あります。

 

わたしは、整体とカイロプラクティックに行くことが多いです。

ちなみに整体で鍼をすることもあります!

 

どれが一番自分に合っているかは、やってみないと分からないものですが、合った治療を早めに見つけておくといざなった時に治療の判断が早くなります。

 

治療に行う前に、リハーサルに数日後に出たいこと(私は二日後にリハをしたかった)、本番が何日後なのか伝えましょう!!

 

治せない場合は、先生が無理!!と言ってくれると思うので、その場合は諦めるしかないです。

 

(こういったことは自分は経験無いので分かりませんが、治療が間に合わない場合は、舞台は諦めるしか無いでしょう。その場合は自分の穴を埋める作業等発生する場合があるので、早目にバレエの先生に伝えてくださいね!!)

 

 

先生に痛みの箇所を具体的に伝える

これは結構重要な作業です。具体的にどの動きに支障が出ているのか先生に伝えます。

 

わたしは、足を前に上げる(特に45度から90度位の通り道が痛かった!)ことができなかったので、それを改善してお欲しいとお願いしました。

 

前屈はできていたけれど、パッセから右足を前後左右に上げるのがかなり痛かったのです。

 

後から気づいたのですが、横のポールドブラも結構痛かったです。

つまり、横には飛べるが、前に飛ぶのが痛い。(グランパディシャ、シソンヌ、前アッサンブレとか)

ピケアラベスクなど、足を前に出して立つのも痛い。

書くと結構たくさん出来ないことがあるけれど、まずは足を前に上げる痛みを解消すれば、上のいくつかの動作ができるようになります。

 

痛いところを伝えるだけではなくて、やりたい動きをできるように直してもらうのが大事です。

 

ゆっくり動いてみてバレエができるか確認する

治療が終わったら、本当に痛みが軽減解消されているかその場で確認してみてください。

痛くてできないようなら、無理せずにレッスンはお休みしましょう。無理は禁物です!!

私の場合は、痛みがある程度解消したので、そのままレッスンに向かいました。

 

ぎっくり発症(その日は一日お休み)⇒翌日もお休み⇒整体で治療しレッスン及びリハーサルへ⇒翌日も整体で治療しリハーサルへ⇒翌日は全快したけれどお休み

 

フルレッスンができるかどうか確認!!

痛みを我慢して踊っても意味が無いので、バリエーションのリハーサルに入る前に、90分のフルレッスンをしてみて問題なく全ての動きができているかどうか確認してください。

 

レッスンの動きができない場合は、バリエーションの動きはもっとできないと思います。

 

プリエからグランワルツまで一通り難なく動ければ、バリエーションを踊ることもできると考えて良いと思いますよ!!

 

ただし、悪化したら大変なので本当に治るまでは、力を50%位にして挑みましょう!!

 

そして、先生には治療してきたこと、できない場合はすぐに辞めることを言ってからレッスンに入ってください。見てて難しい場合はバレエの先生から中止するように言われることもあります。

 

その場合は、ちゃんと言う事を聞いてお休みしましょうね!!

 

レッスン後に続けて治療を行うこと

レッスンすることによって、直した部分がまたずれたりします。

バレエの動きはそもそも無理な体勢が多いので、それだけで様々な部分が歪むそうです。

治療はできれば一回ではなく続けた方が良いです。

 

恐らく、リハーサルにより負傷した部分をリカバリーしてくれるので、次のリハーサルまでに体のパフォーマンスを引き上げてくれるでしょう。

 

そして、お風呂に入ってしっかりストレッチすることも忘れずにしてくださいね。

治療をしながらバレエをすると日を追うごとに可動域が広がっていくことが実感できます。

きっと、本番まで間に合うかも自分でも分かるでしょう。

 

 

出来ない時は休む勇気も大切

昔は、痛くてもレッスンに出ていました。我慢して踊って、結局治るのに数か月かかることもあったと思います。歳をとると治るのも遅いです。

 

歳をとって思うことは、無理をしないこと。

体を大切にすることで、長くバレエを楽しむことができます。痛みを我慢して踊るのは精神的にもきついので、休んで体を治してからまたゆっくりスタートすること。

 

ケガをせずに長く楽しむのが一番ですが、正直それは難しいのです。気づいたらケガしていることがほとんどです。

 

無理せずにクラスを途中でやめて、帰ることも大切です。

 

昔は休むことが怖くて、筋肉が落ちることが怖くて、痛くてもとりあえずレッスンは休まず行ってました。

 

でも余計にケガが悪化したり別のところが痛くなったりして、治るものも治らず意味が無い負のスパイラルに陥る可能性もあるので、絶対に休んだ方が良いです!!

 

 

そんなこんなで、なんとかギックリ腰は克服し、本番を無事に迎えることができたわけです。

 

本番は痛みは無く、通常モードで挑めたわけですが、もしあと1週間遅くなっていたら出れてなかったと思います。無理でしたね。

そう思うとかなり危なかったと、相当体は疲れていたんだと思います。

そこは反省しています。体の黄色信号をちゃんと感じ取れてなかったのかと。

 

そして、洗濯物の籠は下に置いてから持ち上げないことを、必ず台の上に置くように日常生活を変えました!!

 

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