ムーポンのバレエ日記

時々しゃもじ

本番前に準備すること。

こんばんは。むーぽんです。

 

本番前にぎっくり腰になるという惨事を乗り越え、何とか本番に漕ぎ着けたわけで。

本番前に準備するものについて書きます〜。


結構、荷物になるので、あった方が便利なもの、絶対必要なもの。
書いていきます!

 

まず、どんなバックで行くか決めましょう!

ボストンバッグ、リュック、スーツケース、色々ありますが、オススメはゴロゴロのついたスーツケース!

一泊〜二泊用の小さいヤツがベスト。

 

私は、今回スーツケースとリュックにしました!

スーツケースと衣装袋のセットはこんな感じです。

 

それをふまえて、まずスーツケースに入れるものを書きます。

 

【スーツケースに入れるもの】

①レッスン道具一式
タイツ(リハーサル用)、レオタード(2枚)、アンダーショーツ、バレエシューズ、トウシューズ予備含め2足)、トウパット、タオル、飲み物(楽屋入ったら水がベストです)

※レオタードはレッスン後に汗で濡れるので、メイク前に着替えた方が良いです。なので2枚と書いています。

 

②本番に使用するもの
未使用のタイツ(本番用)、ボディーファンデーション、オーバーショーツ(必要な場合)、裁縫道具(ピンクの糸はトウシューズリボンを止める用、衣装に合った色の糸、針、糸切りバサミ)

 

針に糸は通しておきましょう!緊張で手が震えているとなかなか針に糸が通りません(笑)。衣装のスカート(チュチュ)を緊急的にとめたり、袖を縫ったり、使用する場面は結構あるので、衣装の色に合った糸を用意しておいてください。

 

 

③メイク用品一式
メイク用品(つけまつ毛も忘れずに!)、ボディー用のドウラン、ヘア用品一式(アメリカピン玉なし、Uピン、ジェル、櫛、ゴム、ヘアネット)、メイク落としシート、フェイスタオル、普段のメイク道具(すっぴんで帰りたくなければ!!)

 

④上以外であった方が良いもの

Tシャツ(2枚)、レッグウォーマー、前開きの羽織るもの、ウォームアップ用のウエア・ブーツ(あればメイク等の汚れがタイツに付きません)、
レジャーシート、ハンガー、ゴミを入れる袋、フッドケア用品一式、エコバック(舞台袖移動に必要なものを入れます)、

 

コンタクトレンズ(ソフトの場合メイク時に外れてしまうこともあります。用心のためスペアを入れておきましょう!)

 

⑤食料
あくまでもスーツケースに入れるものなので、予備の水(ペットボトル)を1本。ゼリー飲料やお菓子、喉飴など。


すぐに食べたいものや潰れるものはリュックに入れたほうが良いです!おにぎり、サンドイッチ等など。

 

のど飴や小さいチョコレート、塩分タブレットは小さめの缶に入れると便利です。

 

こう見ると、結構あるんですよね。使うものが!


だから、用意は数日間かけてチビチビやったほうが良いですし、後で欲しい物も出てくるので、スーツケースをがばっと開いて床に置いておいて、気づいた物をぽいぽい入れるようにしていました!!

 

次はスーツケースに入れない持ち物です。

 

 

【衣装と頭飾り一式】

衣装は潰れるので、衣装袋に入れて別で持ち歩きます。頭飾りも衣装と一緒にしておくと安心です!
・衣装と衣装袋
・頭飾り
・衣装を入れるポリ袋(衣装は直接衣装袋に入れない)

頭飾りは箱に入れて運ぶと壊れません!!

 

【リュックに入れるもの】

リュックにはすぐに取り出したい物をいれます。

①貴重品類(アクセサリーは基本的にしません。本番用に使用するピアスなどは身に付けていくのがベスト)

※時計などは必要であれば身に付けていきますが、ロッカーが無い楽屋もあるので高い貴重品は 持っていかないのが安全です!!

 

②食料(おにぎり、サンドウィッチ、お菓子、飲み物)
食べたい物を用意して入れておきます。食欲が無くてもエネルギーが必要な場合もあるのでプロテインバーやゼリー飲料を買っておくと便利です。

 

私は一口サイズのお煎餅を持っていて良かったなぁと思っていますね。

汗をかくと塩分が欲しくなるので、ポリポリ食べれてメイクにも響かないし丁度良かったようです。

 

③ポケットティッシュ、ミニタオル、除菌シート、マスク(不織布)

意外にマスクが汚れます!!

本番前のレッスンやリハーサルでベトベトになるのと、メイク後にマスクをするとまた汚れます!!

マスクは最低2枚は用意しておいた方が良いです。

帰りにベトベトなマスクで帰りたくないですよね!!

 

 

以上が今回の舞台で持って行ったものになります。

書いてみると量が結構多いので、コンパクトにまとめてもボストンバックに入りきるか試した方が良さそうです。

 

 

前回はリュックと衣装袋で行ったのですが、ウォームアップブーツや予備の飲料水はかさばるので入りませんでした。
メイクも家でほぼしていったので、メイク用品も少なく済みました。

しかし、今回は会場でメイクする必要があったので、フル装備でいく必要があり荷物は多くなってしまいましたね・・・。

 

二回目の舞台だったので、持ち物の大体のイメージは掴んでいました。前回の舞台であったら良かったものや、他の人が持っていて良さそうだったものを今回は追加してみました!!

 

最悪の場合、衣装、頭飾り、トウシューズ、タイツがあれば舞台に立てます!!(メイク用品は借りるとして)

 

寝坊してもそれだけは持っていけば何とかなりますからね。

 

あまりそこは慎重にならなくても大丈夫です。でも、安心して当日を迎えられるように準備に時間をかけても無駄にはなりません。ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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本番前にぎっくり腰になった話

こんばんわ、むーぽんです。

今日は、悪夢のような話を一つ。

まさか、本番2週間前に、ぎっくり腰になってしまいました!!

しかも、きっかけはバレエではなく、洗濯物を持った時に発症。完全に自分がバカだったと思います。

もう、その時の自分を呪いましたね。

でも、なったもんは仕方ないです。まだ2週間あれば本番までに治して舞台に立つことは出来そうです。

そうなったら、まず何をすれば良いか、自分の体験談も交えて書いてみようと思います。

早急にぎっくり腰を治して、リハーサルに戻ること想定したものなので、そういった差し迫ったことが無い場合はゆっくり休んで治してくださいね!!

 

 

まず、ぎっくり腰になったら!!

どの程度の痛みかにもよりますが、ぎっくり腰になったらまず動くことも出来ないことがほとんどだと思われます。

 

が、筋肉量の多い人は痛くてもある程度痛みを我慢すれば動くことが可能です。(自分は段差に気を付ければ動くことが可能です。)

 

最初に、冷静になって、どうすると腰が痛いのか把握しましょう。

 

前屈はできるのか、腰を反ることができるのか、もも上げができるかできないか、横にポールドブラができるか等、試してみて痛みがでる動きを把握します。

 

これは、痛みの原因を取り除いてもらう際に、具体的な説明をする時に必要なことです。

 

 

痛みを取り除く治療へ

ぎっくり腰の治療に、何をしていますか?

これは、人それぞれの適した治療がありますよね。

例えば、整体、整骨院鍼灸院、カイロプラクティック、整形外科等、行ける場所は結構あります。

 

わたしは、整体とカイロプラクティックに行くことが多いです。

ちなみに整体で鍼をすることもあります!

 

どれが一番自分に合っているかは、やってみないと分からないものですが、合った治療を早めに見つけておくといざなった時に治療の判断が早くなります。

 

治療に行う前に、リハーサルに数日後に出たいこと(私は二日後にリハをしたかった)、本番が何日後なのか伝えましょう!!

 

治せない場合は、先生が無理!!と言ってくれると思うので、その場合は諦めるしかないです。

 

(こういったことは自分は経験無いので分かりませんが、治療が間に合わない場合は、舞台は諦めるしか無いでしょう。その場合は自分の穴を埋める作業等発生する場合があるので、早目にバレエの先生に伝えてくださいね!!)

 

 

先生に痛みの箇所を具体的に伝える

これは結構重要な作業です。具体的にどの動きに支障が出ているのか先生に伝えます。

 

わたしは、足を前に上げる(特に45度から90度位の通り道が痛かった!)ことができなかったので、それを改善してお欲しいとお願いしました。

 

前屈はできていたけれど、パッセから右足を前後左右に上げるのがかなり痛かったのです。

 

後から気づいたのですが、横のポールドブラも結構痛かったです。

つまり、横には飛べるが、前に飛ぶのが痛い。(グランパディシャ、シソンヌ、前アッサンブレとか)

ピケアラベスクなど、足を前に出して立つのも痛い。

書くと結構たくさん出来ないことがあるけれど、まずは足を前に上げる痛みを解消すれば、上のいくつかの動作ができるようになります。

 

痛いところを伝えるだけではなくて、やりたい動きをできるように直してもらうのが大事です。

 

ゆっくり動いてみてバレエができるか確認する

治療が終わったら、本当に痛みが軽減解消されているかその場で確認してみてください。

痛くてできないようなら、無理せずにレッスンはお休みしましょう。無理は禁物です!!

私の場合は、痛みがある程度解消したので、そのままレッスンに向かいました。

 

ぎっくり発症(その日は一日お休み)⇒翌日もお休み⇒整体で治療しレッスン及びリハーサルへ⇒翌日も整体で治療しリハーサルへ⇒翌日は全快したけれどお休み

 

フルレッスンができるかどうか確認!!

痛みを我慢して踊っても意味が無いので、バリエーションのリハーサルに入る前に、90分のフルレッスンをしてみて問題なく全ての動きができているかどうか確認してください。

 

レッスンの動きができない場合は、バリエーションの動きはもっとできないと思います。

 

プリエからグランワルツまで一通り難なく動ければ、バリエーションを踊ることもできると考えて良いと思いますよ!!

 

ただし、悪化したら大変なので本当に治るまでは、力を50%位にして挑みましょう!!

 

そして、先生には治療してきたこと、できない場合はすぐに辞めることを言ってからレッスンに入ってください。見てて難しい場合はバレエの先生から中止するように言われることもあります。

 

その場合は、ちゃんと言う事を聞いてお休みしましょうね!!

 

レッスン後に続けて治療を行うこと

レッスンすることによって、直した部分がまたずれたりします。

バレエの動きはそもそも無理な体勢が多いので、それだけで様々な部分が歪むそうです。

治療はできれば一回ではなく続けた方が良いです。

 

恐らく、リハーサルにより負傷した部分をリカバリーしてくれるので、次のリハーサルまでに体のパフォーマンスを引き上げてくれるでしょう。

 

そして、お風呂に入ってしっかりストレッチすることも忘れずにしてくださいね。

治療をしながらバレエをすると日を追うごとに可動域が広がっていくことが実感できます。

きっと、本番まで間に合うかも自分でも分かるでしょう。

 

 

出来ない時は休む勇気も大切

昔は、痛くてもレッスンに出ていました。我慢して踊って、結局治るのに数か月かかることもあったと思います。歳をとると治るのも遅いです。

 

歳をとって思うことは、無理をしないこと。

体を大切にすることで、長くバレエを楽しむことができます。痛みを我慢して踊るのは精神的にもきついので、休んで体を治してからまたゆっくりスタートすること。

 

ケガをせずに長く楽しむのが一番ですが、正直それは難しいのです。気づいたらケガしていることがほとんどです。

 

無理せずにクラスを途中でやめて、帰ることも大切です。

 

昔は休むことが怖くて、筋肉が落ちることが怖くて、痛くてもとりあえずレッスンは休まず行ってました。

 

でも余計にケガが悪化したり別のところが痛くなったりして、治るものも治らず意味が無い負のスパイラルに陥る可能性もあるので、絶対に休んだ方が良いです!!

 

 

そんなこんなで、なんとかギックリ腰は克服し、本番を無事に迎えることができたわけです。

 

本番は痛みは無く、通常モードで挑めたわけですが、もしあと1週間遅くなっていたら出れてなかったと思います。無理でしたね。

そう思うとかなり危なかったと、相当体は疲れていたんだと思います。

そこは反省しています。体の黄色信号をちゃんと感じ取れてなかったのかと。

 

そして、洗濯物の籠は下に置いてから持ち上げないことを、必ず台の上に置くように日常生活を変えました!!

 

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衣装が入らない!!悪夢再び!!

こんばんわ、むーぽんです。

とうとう本番まで2週間になってしまいましたぁ。

今が一番苦しい時かもしれません。練習も精神的にも・・・

レッスンは週4回で、リハーサルは週2回というペースで頑張っています。

とりあえず、衣装をご紹介!!

 

スカート(チュチュ)が真っ赤です。思った以上に真っ赤です。

カタログで見た衣装の写真のイメージと実際は結構違うので、毎回びっくりします。

この赤と青の感じが気になっていて、実際に見てみてかなり可愛くて驚きました。大満足ですね。

 

しかし~

 

また衣装が入らない!!

これ、毎回です。私。

測って作ってもらってもなぜか衣装が入らない問題ね。

 

でもここからかなりのペースで絞るので、最終的には入りますが。リハーサルで着たいので、ムシを作ります~。自分でチクチクしますよ。

 

衣装が手元に届いたら、一度着てからサイズ感を確認します。きつい場合はホックの場所を少しずらします。この作業は自分で行う場合がほとんどです。(一度衣装屋さんに返すことはしません)

 

さぁ、ダイエットしないと!!

当たり前ですが、チュチュの場合は足が丸出しだし、ウエストもガッツリ見えるので、気にしないわけが無い!!できれば本番までに少しでも絞った方が断然いいんですね。

 

体重が軽いと身体への負担も軽減されるので、悪いことは無いです。(不健康な減量はダメですが!!

 

わたしは、夕飯の量を減らして調整します。特にレッスンが無い日は夕飯は食べない場合もあります。運動してないしカロリーを採る必要性がないので、食べないで寝ることが多いです。

 

レッスンのある日は、筋肉を修復する必要があるのでタンパク質を採るようにしています。

 

しかし、直前は精神的にグロッキーになっているので食べる量が必然的に減って痩せてしまいます・・・

 

自分を追い込む【どこまで?いつまで?】

これは結構難しいし、個人個人で違うと思うのでなんとも言えないものですが。

 

前日にリハーサルするのか?、休養に当てるか?

 

レッスン回数を増やすかどうかなど、自分の体調と相談して決めないといけないんですが。

 

自分は疲れている方が、上手く踊れるらしい(元気だと癖が出るらしい)ので、前日もレッスンする予定です。

 

リハーサルをするかどうかは直前に決めたいと思います。

翌日の会場入りが朝の7時なので、夜遅くまでレッスンした場合、疲労を翌日に引きずりそうで非常に怖いのです。

 

でも、疲れていても力が出せるように練習しているのも事実なので、そこは織り込み済みのレッスンなのかもしれません。

 

疲れている中で、連続で踊りこむのは、どんな状況でも踊りきれる体力を作っていると思って頑張ったほうが良いですよ!!

 

最後までケガをしないように走りきる!!

これにつきます。

疲労はケガを誘発します。なので、捻挫、ぎっくり腰、骨折等には最新の注意を払ってレッスンをします。何かおかしい場合は、休むことも大切です。

 

以前、本番3週間前位にリハーサル中に転んで小指を骨折してしまった人がいました。

もちろんその人は舞台に立つことができませんでした。

 

滑って転んだのですが、いつもはその程度で骨折しなくても、疲労等が溜まっている場合はポきっといってしまうことがあるんですね。

 

だから、本番2週間前はケガをしないように気を付けることが重要です!!

 

私はぎっくり腰と、足首の捻挫が癖になっているので、それに注意しながらレッスンします。

 

あと2週間頑張って走り切ります!!

 

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三日連続でのリハーサルを終えて

こんばんわ、むーぽんです。

舞台まであと1ヵ月と迫ってきました。リハーサルも順調に進んで、だいぶ音が体に入ってきました。

 

そして、怒涛の三連ちゃんでリハーサルしてきました。

 

わたしは、毎日バレエのレッスンをするのが苦手です。(できても2日連続ね。)

体の疲れを引きずって翌日のレッスンをするのがあまり好きではありません。

なので、レッスンは基本的に週3日~4日(月・木・土たまに水も)と決めていて、それ以上はしません。←偉そう!!

毎日レッスンしても問題ない人ももちろんいますが、わたしはレッスンへのモチベーションが下がってしまいダメなのです。

 

よって、三日連続でレッスンするということはかなりレアなパターンですね。

でも、バリエーションに慣れるには回数をこなすことも大事かなぁとも思います。

結局、週1回程度で覚えても、次のレッスンで言われたことを忘れてしまったり、できるようになった部分の感覚が薄れてしまったり、レッスンの間隔が空くとそういったことが出てきます。

※いつまでたっても出来ないこともしばしば

 

そこで、連続(連日も含む)でバリエーションを踊ると良いこと!をいくつか挙げてみるので参考にしてみてください。

 

 

①体力がとんでもなく向上する

これは、目に見えて分かります!なぜならば、踊っていて疲れるペースが変わるのです。いつも息切れする部分がどんどん後半に向かっていきます。

本番近くになると最後まで体力を切らさず踊りきれるようになります!!これは本当です。

バリエーションは、30秒位にぶった切って踊ると疲れていないので余裕で踊れますが、通して踊ると疲労が蓄積するので出来るものも出来なくなるというのがお決まりのパターンです。

 

それが、通しで何度も踊りこむことで、疲労している中で(苦しみながら)踊ることを体が覚え、1回目の通しリハ程度では息が上がらなくなってきます。

本番に、はぁーはぁー息が上がりながら踊るのは避けたいものです。

 

 

②音が体になじむ

これは表現が難しいのですが、順番を気にして踊ると細部まで表現することが難しくなります。先生に注意されたことも順番を気にして踊っていたら、それどころじゃないですよね。

音が体に馴染んで自然に踊れるようになると、今度は踊りの細部にも注意しながら踊ることが出来ますよ!

もちろん時間をかけて順番を覚えることもできますが、できれば数回のレッスンで順番はモノにして、踊りの細部を追求するのに時間を費やしたいですよね。

 

音がかかっていたら自然に踊れるようになるまで繰り返し踊りますが、わたしの場合10回程度踊るとある程度振付が体に入り、自然に踊れるようになります。

 

これは、人によって感覚が違うと思いますので、踊りにすぐ慣れる人もいれば、時間がかかる人もいますよね。

 

例えば1回のレッスンで3回通して踊った場合、三日連続でレッスンすれば9回通して踊るので、音に慣れて(順番を考えなくとも)自然に踊れるようになっていると思われます(個人的な感想ですが!!)。

 

レッスンの間隔が空くと、踊る前にまず振付の確認作業から入ることになり時間のロスにもつながります。連続でレッスンする場合は、そういった無駄な時間が発生しません。

※ピアノの演奏で言うと暗譜に近いかもしれないですね。

 

 

③苦手な部分へのアプローチを何度も通しで試せる

例えば、週1回のレッスンで、2回通して踊るチャンスがあったとして、苦手な部分への挑戦はこの2回で試すしかないですが。

 

そこで乗り越えることができない場合は、また来週に持ち越しとなり、苦手部分の克服に時間がかかってしまいます。

 

苦手な部分は自分でも分かりますし、その部分への挑戦は何度も行い克服したうえで、できれば自信がつくまで繰り返し練習したいものです。

 

バリエーションは1曲踊るのに結構な体力を使うので、何度も通しで踊ることはできません。できてもクオリティーが確実に落ちます。

 

先生も、初めから通しで踊りを見るのは大変ですし、できれば1回目で注意したことを2回目でどれだけ良くなっているのか見たいので、そう1日に何度も通しで見ることは不可能です。

 

前日で失敗した部分や苦手な部分に対する修正を翌日にやった方が、1週間空けてやるよりも断然意味がありますよね!!そして絶対的に上達のスピードが速いです。

 

考えるよりもまずはやってみる!!の精神に近いかもしれません。

そうなると一日でできる回数は限られるので、数日続けてレッスンを行う必要性が自ずと出てくるわけです。

 

 

と、まぁ、連続でバリエーションを踊ることのメリットを挙げたわけですが、ダントツで効果が上がるのは①の体力ですね。

これは、きっと踊る本人が一番分かる部分だと思います。

ただし、本番前に自分を追い込むと疲労が溜まって、本番がグダグダになってしまうと困るので、回数を重ねて自分を追い込むのは2週間前位までにしておいた方が良いと思います(大人リーナに限り!)。

 

大人は疲労を回復させるのも時間がかかるし、筋肉痛を引きずって本番も嫌です。

バリエーション後の自分の身体、体力の回復加減を理解し、どこまで追い込むか考えてレッスンし、ダメな時は遠慮せずに休むことも大事です。

 

発表会に初めて参加する場合、周りの生徒さんに合わせてレッスンをすると思いますが、リハーサルは基本的に休むのは厳禁なので通常のレッスン回数を調整し、体力を回復させつつリハーサルに全体力を注げるようになれば良いのです。

 

稀にレッスンに毎日のように出ても平気な人もいますが、みんながそういうわけはありませんので安心してください!

 

そこは他人に合わせる必要は無いので、焦らず自分の回復ペースを考えてリハーサルに全力投球できるようにしてみてください。

 

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頭飾りその後の試行錯誤

こんばんは。むーぽんです。

頭飾りの作成を進めた一週間でした。まず、作品をいくつか載せます!!

 

お団子の上もしくは下に添わせるように作成

お団子の左側に添わせてセットできるように作成しました。

上の赤い頭飾りと左右対称で作成しました。こっちは青色の花で作成。

こちらの二つも左右対称で作成しています。小ぶりな頭飾りです。

別角度からも撮ってみました。

作成時間は一個につき1時間程度でできますよ!

普通はレンタルで問題ないのですが、今回は演目に合った色合いが無かったので作ったまでです。

作り方の詳細を以下に書きます。

 

材料の調達(主に百均で調達)

まず、造花、ペンチ、キリ(穴開け用)、針金、フローラルテープを調達します。

造花はDAISOで調達(1本100円)

キリで穴を空けると床に傷を付ける可能性があるのでカッターマットがあると安心です!

 

ペンチは200円でしたが、それ以外は100円でゲットできます。

キリは家にあるものを使用しました。

 

造花の下処理をする

造花は買ったままの状態では編めないので、下処理をします。

①造花の花と茎の部分をペンチで切り離す。

 

ペンチで切り離すときに、後で針金を巻き付ける部分は残して切り離します。

この部分で切り離します。残った茎は後で土台に使用するので取っておきます。

 

②花にキリで穴を空けて針金を通す。

花に穴を空けて針金を通しますが、勢いよく穴を空けると下の作業台に穴が開くので、カッターマット等をひいてくださいね。

結構しっかり穴を空けないと針金が通りません。

 

造花は中に針金が通っているので、そこを避けて穴を空けましょう。

穴が貫通したら、針金を通します。

 

③通した針金を巻き付け、フローラルテープで固定する。

写真の長さ程度を通したら、折り曲げて花の茎に巻き付けます。

巻き付けた部分は手に当たると痛いので、フローラルテープを巻き付けて固定し針金が飛び出ないようにします。

 

針金をUピンのように折り曲げてから短い針金の方を巻き付けます。

フローラルテープを下の方にずらしながら巻き付けていきます。

 

基本的な造花の下処理はこれで終了です。これを使いたい造花すべてに施します。

この処理が終われば、あとは組み合わせていくだけなので簡単です。

 

造花を組み合わせて頭飾りを作る

頭飾りを作る場合、造花を土台に巻き付けるパターンと、下処理した造花同士を編んで花冠のように作成するパターンがあります。

 

右上は土台に巻き付けた場合、左下は造花同士で編んだ状態

 

どちらのパターンが作りやすいかは何ともいえないのですが、土台があった方が最終的な完成図がイメージし易い気がします。

土台自体が針金なので、整形し易いですし、花を付けた状態でグニャグニャ動かしても問題ありません。

 

土台に花と葉っぱを巻き付けて整形した場合の下からの画像

 

花飾りを作ってみて思ったこと

材料は百円均一でゲットできるので、簡単に作り始めることができます。

そして、花の下処理も慣れれば簡単です。

難しいことといえば、造花の組み合わせを考えることです。着る衣装の色合いに合わせて花の色を選択し組み合わせるのが難しいかもしれません。

 

レンタル衣装の場合、衣装に合った色の頭飾りを衣装屋さんが選んでくれますし安心ですが、自分で作成する場合は花の色と付ける位置、大きさ等を考える必要があります。

 

また、百均に思い描いた造花が無い場合もあります。例えばオレンジのバラや青色の花などは、生花でも入手が難しいものは造花でも作りがありませんし、種類も限られます。

 

思ったとおりの造花が用意できないとそもそも作成自体が困難になりますので、作成できない場合はよりイメージに近い頭飾りをレンタルで探すしかありません。

 

せっかくの可愛い衣装に、微妙な頭飾りを付ける羽目にならないように、そこは慎重に決めた方が良いですね。

 

私の衣装は届くのはまだ先なので、一旦花飾りの作成は終わりにして、衣装が届いてからリボンの色などを決めて行こうと思います。

※衣装のイメージも写真のみなので、実物の色を見てリボンの色は決めた方が良さそうです!

 

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衣装選びが難航中、頭飾りを自分で作ってみることにした!!

こんばんわ、むーぽんです。

悲しいことに着る予定の衣装が1週間前まで使用されていることが判明し、借りるのを断念しました。

実は、オペラチュチュ(膝丈)のものを予定していたのですが、ここにきて借りられないことが判明したため、急遽変更しクラシックチュチュになってしまいました

 

クラシックチュチュは、足が全部見えるのでうーん、ちょっと嫌だったんですが仕方ないですね。我慢です!

今回自分が踊る演目は、ちょっと特殊なもので演目に合う衣装がありませんでした。

レンタル衣装は、よくコンクールや発表会で踊られるものの方が在庫も多く種類が沢山あります。

逆に、レアな演目を選択するとそれに近い衣装を探すことが必要になります。

それで、衣装はチュチュでなんとか決まったのですが、頭飾りが見つからないという事態に陥りました。

 

頭飾りをどうするか考えてみた

通常は、レンタル衣装の場合、デフォルトで頭飾りが一つ付いてきます。借りる衣装に合ったティアラや花飾り、帽子等ですね。

それで納得できなければ、頭飾りだけ別で調達するか、自分で作るか(⁉)ということになります。

今回、頭飾りはお花とリボンを組み合わせたものを考えていたのですが、それだと村娘的な頭飾りしか見つからず、色合いも自分の欲しいものがありませんでした。

そうなったら、もう自分で作るしかない!ですよね。

さすがにティアラは自分で作るのはハードルは高いけれど、お花飾りは結構出来そうです。動画も結構あがっていて、手をつけるには簡単そうな感じ。

材料も百均で全て揃うようなので、まずは試作品を作ることに決めました。

 

百均で頭飾りの材料を物色

お花の頭飾りを作ろうと思ったら、まず以下のものが必要です。

①造花

②ペンチ

③フローラルテープ

④針金(造花用の緑のヤツ)

⑤穴をあける道具(キリのようなもの)

見よう見まねで作るよりも、ある程度仕組みは知った方が良いですよね。

参考にしたのは以下のサイトです。

https://www.niwaka.com/ksm/radio/wedding/hairstyle-makeup/hairstyle/25/

このサイトはウエディング関係の花冠の作り方が書いてあるのですが、結構分かり易いと思います。

花冠もバレエ用の頭飾りも作り方は同じようなもの?だと思います。

応用すれば色々な形にアレンジできるので、まずは基本的な造花の下処理を学び、組み合わせて作ってみるのが良いと思います。

 

試作品を作ってみた!

正直まだまだ上手くはできないけれど、一応形にはなりました。

これにリボンを加えてみる予定ですが、どこにリボンを付けるのか考え中。

本当はオレンジの花も欲しかったけれど、DAISOにはオレンジの造花は売っていなかったので入れられなかった。今度はセリアあたりも物色して最適な花を探して作ってみます。

詳しい作り方は、完成に近づいたら別に載せようと思います。

借りる頭飾りとの組み合わせも考えているので、色々試行錯誤して頭飾りを作っていきます。

 

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舞台で使う衣装を決める

バレエの貸衣裳を探す前に

こんばんわ、ムーポンです。

今日は今回の舞台で使用する衣装を探した時のことを書きます。

発表会の衣装は主にスタジオが手配することが多いので、個人で手配することはあまりありません

しかし、今回は個人での参加に近かったので衣装は自分で探して、手配をスタジオに依頼する形をとりました。

※一応スタジオの肩書を背負ってます。

 

よく貸衣裳屋さんのホームページを見ると、スタジオ単位での申し込みが大半であることが分かります。つまり個人での申込をOKとしている衣装屋さんが少ないため、個人で申し込む場合は注意が必要です。

 

衣装のタイプを考える(決める)

衣装のタイプは様々です。

でも、様々な役柄には決まった衣装もありますので、そういったイメージとかけ離れた衣装を選ぶのは危険です。例えば、貴族なのに村娘の衣装を使用するとか。

主に衣装は、クラシックチュチュ、ロマンチックチュチュ、キャラクター、ジョーゼットに分かれます。

 

クラシックバレエといえば、クラシックチュチュですが、スカートが長いロマンチックチュチュも可愛いですね。キャラクターというのは村娘やチャルダッシュ、チャイナ、トレパックなど役柄に合った特徴的な衣装を指します。

 

※村娘は決まってエプロンが付いています。中国の踊りはチャイナ服のような作りです。この辺は決まった衣装なので比較的探し易いですよ。

 

ジョーゼットは表現し難いので、代表的な役の動画を載せておきます。


www.youtube.com

 


www.youtube.com

 

実は、バリエーションの種類によっては、クラシックチュチュを採用するバレエ団とジョーゼットの衣装を採用するバレエ団で分かれることがあります。

動画にある海賊などは良い例で、どちらもあるので先生と相談して決めてくださいね!!

 

 

衣装のサイズを知る

大人リーナを参考に考えますと、大人サイズの衣装を探す必要があります。

なぜこんなことを書いているのかと言いますと、衣装屋さんの多くが子供のコンクールや発表会用に在庫を用意している場合がほとんどです。

 

バレエ団に所属するプロダンサーの場合は、バレエ団で所有する衣装があるので衣装を借りる必要が無いので、大人バレリーナの衣装は需要が少ないようです。

 

よって、可愛いと思ってもサイズを確認すると小さいものしかないという場合が結構あります。

 

中には衣装屋さんに相談すると大人サイズで作ってくれる場合もありますが、それはレアなのであまり期待できないです。

 

自分の身長に合った衣装サイズを探し、在庫の確認をしましょう。

 

衣装屋さんのホームページで衣装を探す

上記の順番で着る衣装の種類とサイズを理解したうえで、早速衣装を探してみましょう!!

私がよく見ていた衣装屋さんのホームページは、「衣装畑」、「オフィーリア」、「bcコスチューム」ですね。前回の発表会でもこの衣装屋さんから衣装を借りたようです。

衣装畑:https://ishoubatake.com/?gclid=EAIaIQobChMIlKTripO89wIVENGWCh0-EQqwEAAYASAAEgLGsfD_BwE

オフィーリア:https://www.ophe-lia.com/

bcコスチューム:https://www.bc-costume.co.jp/

カタログを取り寄せて決めても良いですし、衣装屋さんによってはお試しで何着か着てから決めることも出来ます。

衣装屋さんによって、全然イメージが違うのでよく比較したほうが良いです。

 

例えば、ピンとチュチュが張ったものもあれば、スカートのようにチュチュが下に下がったタイプもあります。

 

チュチュにレースを付けたものや、中のチュールの色が違ったり(色が付いていたり、グラデーションになっているものもあります)、衣装屋さんによって扱っている衣装もかなり違うので、よく観察して決めてくださいね!!

 

自分のサイズを測って早速注文

衣装を頼む際に、自分のサイズを衣装屋さんに知らせる必要があります。

これは、衣装屋さんが衣装のサイズ調整を事前にしたうえで納品する必要があるからです。

 

ムシの調整や、パンツ部分の取り換え等を行ってくれますので、大人でも着れるように直してくれます!!

※ウエストが入らない場合は、あて布を付けてサイズを広げることも出来ます。

 

あて布を自分で縫うように、布だけ送られてくる場合もあるので、お裁縫に自信が無い場合はよく衣装屋さんに確認するようにしたうえで申し込んでくださいね。

 

また、サイズを測る場合は、可能であれば先生など自分以外の人間に測ってもらうようにしてください。

測る部分が結構沢山あり、自分で自分を測るのは難しいので、手伝ってもらうのがベストです!!

 

衣装が届いたら

必ず一度は袖を通して、きつく無いか、緩くないか確認してください。

これはきつくても緩くてもどちらもダメです。丁度良いサイズに調整しましょう。踊りにくい衣装で臨んで失敗なんてことは本末転倒です!!

 

衣装屋さんによって届く日は異なりますが、本番2週間前位に到着するので(ゲネプロ前に届くように設定されている場合がほとんど)、リハーサルで数回着用可能ですよね。

 

そして、借りた衣装は汚さないように気を付けて扱ってください。衣装袋に入れる場合も、一度大きなポリ袋に入れたうえでしまうとより安全に運べます。(雨の日の移動で濡れないように、その他事故により汚れないように)

 

頭飾りと袖の飾りも無くさないように細心の注意が必要です!

 

特に頭飾りは曲がったり、ビーズが取れたりする場合があるので、大きな空き箱(お菓子の箱等)を取っておいて活用すると良いです。

 

空き箱といっても高さのある箱が必要なので、当てはまるものは少ないですが、意外に気に留めずに捨ててたりもするので、普段から気にしておくと集まりますよ!

 

下の画像は娘の頭飾り。この辺は立っているので潰れないように保管が必要。箱に入れておくのがベストなパターン。本番が終わるまでは先生が保管してくれるので我が娘のバレエ教室は親切ですが、大人の場合は個人での保管もあり得るので空き箱は取っときましょう!!

 

 

本番の翌日までに返却

衣装は基本的に本番日の翌日までに衣装屋さんに返却発送が必要です。

備品類(頭飾り、袖等)を確認して、すぐに発送します。

※自分で作ったムシやあて布等があれば、発送前に外して元通りにします。

ダンボールに一式入れて衣装屋さんに発送しましょう。

 

最後に

正直なところ、バレエを始めたばかりの人がいきなり個人で衣装を手配するのはハードルが高いです!

もし、個人で借りる場合は、やったことのある人によく聞いて相談しながら進めてください。

わたしは、その過程さえも不安だったので、スタジオに手配を依頼しています。

衣装が届くのは先の話なので、届いたらまた記事に書きたいと思います!!

 

「ムーポンのバレエ日記」 新しいサイトも是非見に来てください!

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